シールの強さ

工具部品

薬品、食品の製造をするにあたって、シール部分の管理は重要な項目のひとつといえます。通常、包装に使用されているフィルムを熱で圧着していきます。シール適正、機械適正を事前に調査しているものの、日によっては若干のばらつきが発声する場合があります。そのため、時間ごとにシール部分の温度を計測したり、製造中に手で実際に引っ張って確認したり、さらには、目視で汚れ、偏りが無いかを確認していきます。初回の生産時には、特に念入りに引張試験を行い、適正な数値範囲を決めているので、通常生産時に入ってからは、検査項目として、引張試験を行います。人が引っ張って確認することも重要ですが、数値データは客観的に判断することができ、合わせて確認する必要があるのです。

引張試験を行うためには、機械が必要になってきます。レトルト食品の検査項目ではその引っ張り速度が決められています。このスピードに再現性を持たせるためには、自動でその速度を決めることのできる機械を使用する必要があります。一分間に進む長さを指定して、引張試験をするわけです。こういった機械は他の検査もできるような仕様にしてあることが多く、数十万円から100万円ほどの機械があります。しかし、ここまでの機械を購入しなくとも、手動による調整をする必要があるものの、廉価版の機械もあります。こういった機械については、数万円から販売されており、こちらでも手順さえしっかり決めれば、通常製品を管理していくには十分な機能をもっております。